『衛宮さんちの今日のごはん』第八話「遠坂さんの五目炒飯」音楽&音響制作
今日は、『衛宮さんちの今日のごはん』第八話について、昨日に引き続きブログ更新です。
今作品は各話数10数分の短編になっていますが、音楽の制作は『UBW』や『活撃刀剣乱舞』『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』と同様にフィルムスコアリング方式です。フィルムスコアリングは、絵に合わせて音楽を作るため、メロディは同じように見えても基本的に全て新曲でお送りしています。
かなり大変な作業となりますが、深澤さん、桜庭さん、椎名さん、それぞれの音楽家に「どのカットのどの動きに合わせて音楽がin」というような指定をして、それに対応頂いています。本当に「ありがとうございます」です。
そして効果。
今回は、只野さんのレシピに合わせて効果の川田さんが自ら調理。その音をマイクで拾って、それをベースに色んな音をつけたり、加工したりして、より演出にあった『音』を合わせて行ってます。
例えばこの場面写の炒飯をぷはーっと気持ちよくフライパンを回すカット。
より凛の動きを際立たせるために、音の位置を少しずらし、まとめ、加工していたりします。気付きました?(うーん、この米粒の作画、大変すぎる…)
そしてこの写真は川田さんが自ら調理。仕上げた炒飯です。ダビングの時、川田さんが毎回見せてくれるのも恒例となり、楽しみとなっています。
「衛宮さんちの今日のごはん」ダビングのミキサー台の上で撮らせてもらいました。
よかったらみんなも炒飯、作ってみて下さい。調理が苦手な方は、ufotable caféまで足を運んで頂ければ、凛と桜のつくった炒飯を食べることができると思います。